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2-18.クレーム
2007 / 02 / 09 ( Fri )
SH18a

4人でエレベーターに乗り込み、宿泊している階まで上がる。かなり酔いが回っていて皆足元が覚束ない。ふらつきながら部屋の鍵を開け、中に入る。

「おっし、俺たちはメインのベッドルームを使うからお前らはサブのベッドルームを使えよ。バスルームとトイレも別々になってるからな。お前らのはここだ」

英語でYに説明をする。で、部屋に分かれて扉を閉めた。

早速シャワーを浴び、事を始める。しかし相当酔っていたようだ。途中でトイレに行きたくなった。一段落するまで我慢できるかと思ったが酔った時の尿意はどうにもならない。そもそも相当量のビールを呑んでいるのだ。

「我要去手洗間」

と言ってトイレに行く。長いトイレの後、部屋に戻ると、小姐が下着を着けはじめていた。おいおい、そりゃないだろ、まだ終わってないよ。
小姐の肩をつかみ、文句をつける。

「我没満足了」(俺はまだ満足してないぞ)
我支付你。你要我満足」(金は払ったんだ。満足させろ)

“満足”という言葉は北京時代に調べて言葉だ。辞書で調べて当時の彼女に言ったら笑われた。あんまり使わないみたいだ。その後使わなかったが、この時になって思いついたのがその言葉だった。

言いたかったのは「ちょっと待ってよ、まだ終わってないでしょ」という程度の軽いニュアンスなんだったのだが、結果的に物凄い強面な文章になってしまった。

彼女は黙って俺の指示に従った。下着を脱ぐと、俺の身体をまさぐり始める。でも反応しない。そもそも相当酔っているのだ。俺もとっさに意地を張っただけで、正直、持ち帰りなんかするよりもさっさと眠ってしまいたいところだった。

「無理よ」彼女が泣きそうな声で言った「あなたお酒呑みすぎたのよ」。酔っていて彼女が中国語で何と言ったか覚えていないが、確かにこういう意味のことを言った。そこで始めて彼女が怯えていることに気がついて、あわてて彼女を抱き寄せて。

「不要(もういいよ)」と言う。そして、機嫌をとろうと
我要你的手机号码,可以吗?(携帯の番号教えてよ)」と水を向けた。

途端に泣きそうだった小姐がノリノリに戻った。差し出した手帳にバカでかい字で名前と電話番号を書くと、いたずらっぽい目で俺を見上げながら「いつ電話くれるの?」と問いかけた。

何という感情の変化だ。

全く、こいつらときたら、まるで子供みたいだ。


SH18b

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