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2-12.怒られた
2007 / 02 / 09 ( Fri )
SH12

ちなみに、福建省の女の子の性格は、「家庭と仕事を上手に両立できる。経済面では質素倹約型」なんだそうだ。自己紹介からいつものパターンに。相変わらず、何を知ってるとか、どこに言った的な話を続ける。でも、英語の方が中国語よりもよく喋れるので、若干このパターンでは物足りない感じだ。

彼女は英語学校に通っているらしい。どうりで流暢な訳だ。携帯電話の番号とメールアドレスも教えてくれた。中国語じゃなくて英語なのでもっと喋れるはずという気もするし、それを考えればぎこちないことこの上ないのだが、どうやら嫌われずに済んだみたいだ。

そうこうするうちに2時間弱が経過した。彼女がトイレに行くと言って席を立つ。その間にリーダーが俺の方に振り返って

「そろそろお開きにしましょう。小姐を持ち帰りますか?」

何となく雰囲気が気に入っていたので

「じゃぁ、そうします」

と返す。リーダーはしばらくママと交渉していたが、再度こちらを振り返り。

「すみません、彼女は持ち帰りできる娘じゃないみたいです。持ち帰りたいなら他の娘に変えますか」

この辺が中国人だ。確かに理屈は通ってるんだけど、もうちょっと言い方配慮してくれよ、みたいな感じ。俺の方も別に持ち帰りが目的ではないので、変える必要はないと答える。でも、なんだか釈然としない気分だ。トイレから戻ってきた彼女に思わずぼやく。

「ごめんね、連れが持ち帰りできるかなんてことをママに聞いて断られちゃったよ」
「ひどいこと言わないでよ。私はそんなことはしないわ」

彼女は俺の言葉に憤慨した。あーもぅ、何だか踏んだりけったりだよ。
思わず言い訳をする俺。

「I’m sorry.But I did it, because I like you.」
「。。。。」

(あ、これは効きましたよ)

もし俺たちのことがTVで実況中継されてたら、解説の谷川さんがきっとこう言ったに違いない。それほど明確なリアクションだ。彼女は一瞬絶句してこちらを凝視している。そうだった。中国の小姐って、こういうストレートなリアクションをするんだった。まるでマンガみたいだが、この流れは北京でも覚えがある。

しかし今回は逆に俺の方がその雰囲気に耐えかねて口を開いた。

「ま、とにかく悪かったよ」

この辺の詰めの甘さに連戦の疲労が垣間見える。結局、KO寸前まで追い詰めながらも決めきれず、やや複雑な気持ちで一人、店を後にした俺だった。


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