FC2ブログ
スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑
(38) 言葉じゃないもの
2007 / 01 / 03 ( Wed )
20070103005758.jpg

結局俺は、彼女から金を借りてタクシーでホテルまで戻ることになった。金を借りたといっても、返すわけじゃない。中国出張に来て小姐にハマって金を巻き上げられる例は良く聞くが、小姐から金を貰った例あまり聞いたことがない。50元とはいえ、これはなかなか珍しい体験かもしれない。

今までに都合2,000元程度巻き上げられているので、50元借りたといっても、そりゃ元々お前の金じゃないかと言われれば返す言葉もないが、それでもポケットから出した金を貰うのは、気持ちを貰うようで嬉しい。あれ、やっぱり俺は騙されているかな。

ショッピングモールを出て、待ち合わせをしたホテルの前まで戻る。日本ならば何か話をしながら、といきたいところだが言葉が出てこないのがもどかしい。

筆談の助けを借りながら、それでも当初から比べればかなり会話ができるようにはなってきてはいるものの、親しくなると当然もっと話をしたくなるので、歯痒さが全然なくならない。相対的にはむしろ最初の頃よりも不自由に感じる。でもこればっかりはどうしようもない。

逆に、「言葉」で足りないものの重要性も再認識する。一緒にいる時間が長くなれば親しみはわくし、精神的な距離は否応無く縮まってゆく。言葉で足りない分をどうするかと言えば、人間性そのもので接してゆくしかない。自分の気持ちを表情や仕草で伝えていく。後から言葉で言い訳や誤魔化しをすることができないので、ある意味待ったなしだ。

本心を隠して演技しようとしても、時間が長くなると演技し続けられるものではない。良いところも悪いところも全部伝わってしまう。結局のところ、いつも一番いい心の状態で接し、それを素直に出してゆくのが一番いい。そういう意味で、人間性が試されると思った。

並んで右側を歩く彼女が、後ろで手を組んで、上を見上げながら何事か話した。「あ~あ、○○だったらなぁ」という感じの喋りかただ。そしてこっちを振り返り

明白吗?」(わかる~?)

と聞いて笑う。

不明白」(わからないよ)

と答えるが、彼女は何だか楽しそうだ




00 : 58 : 11 | 筆談小姐 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<(37) 借金 | ホーム | (39) 上達>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://pami2.blog77.fc2.com/tb.php/40-9e1b060d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。