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4-54.徹底按摩
2008 / 08 / 03 ( Sun )
4-54

さて、秋も深まった上海に再び訪問した俺。

いつもの様に上海支社で仕事をして、トイレでトレットペーパーを1巻こっそり盗んだ俺は、タクシーをとばして彼女のマンションに直行だ。

時間は金曜日の夕方。Uターンさせるのが面倒なので道路の反対側でタクシーを降り、横断歩道を渡って、向かいのスーパーの前の人ごみを抜ける。周囲はもう薄暗くなっていて、行き交う人の顔もよく見えない。ここ最近本当に日が短くなってきた。

彼女の部屋で荷物をほどき、まずは夕食。そして腹ごなしに街中をぶらぶら歩きながら次にどうしようか相談だ。近くに公園があって小さい池がある。池の周りのベンチや手すりにたくさんのアベックがたむろしていた。その横を二人で手をつないで歩きながら、彼女がアイデアを出す。
マッサージはどう?、この近くに人気の店があるの。

店に行くと1時間待ち。さすが人気店。二人で近くのバーのオープンテラスで時間つぶし。秋は深まっているけど今日は比較的暖かいので外気が気持ちいい。
夜半近くなって徐々に賑わいがなくなる町並みを眺めているうちに時間になった。

4-54b

マッサージ店の中は薄暗い。廊下を入ると左右に部屋があり、それぞれに6台ほどのベッドがあり客がマッサージを受けている。左側2つめの部屋の暖簾をくぐって中に入る。そこの客は俺たちだけみたいだ。

ベッドは病院の診察室にあるような硬い台のようなもので、高さはちょっと高めだ。まず上着を脱いで差し出されたハンガーにかける。お次は差し出されたカゴにポケットの中の物を全部出さなくてはならない。携帯から財布からパスポートから、あんまり見ず知らずの人に預けたくないものを全部出して渡す。そしてベッドに横になる。彼女は隣のベッドだ。

マッサージ師は男だった。ほぼ暗闇の室内で、ほとんど会話がないまま全身マッサージが始まる。座った状態で足や肩から腕、そして横になって腰から背中といった感じ。結構ハードなマッサージだ。たっぷり2時間にわたる施術を受けて全身がほぐれたところで終了。

ふと横を見ると彼女は爆睡していた。マッサージ師が困ったような声で「小姐、小姐」と声をかけている。すんませんねーこの娘、一旦寝たらなかなか起きないんですよ。

でも今日はまだ良かった。目を閉じて寝てる。

マッサージ師を押しのけて、俺が手荒に彼女を揺するとようやく目を覚ました。
苦笑する店員を尻目に、俺たちは店を後にしたのだった。

4-54c



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