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4-48.重い軽食
2008 / 08 / 03 ( Sun )
4-48

さて、世の中の奇怪なもの博物館を見た後は、いよいよ食べ歩きツアーの開始だ。
食欲を無くすようなものを見た直後だけど、彼女の食欲はビクともしない。

通路の両側が全部、いろんな食べ物を売っている店。みんな、通りを通る観光客を大声で呼び止めて自分の商品を売ろうと懸命だ。最初の角を曲がるところで彼女がまず最初のお買い物。何かのせんべいみたいなものだ。その場で揚げているのを袋に詰めて購入。でもその袋、ちょっと大きくないですか。

次に買ったのが腐豆腐。店の周りからしてもう強烈な匂いだ。彼女は俺用に一つ買って皿ごと渡す。ノルマかよこれ。一体何の罰ゲームだ。臭いけど食べてみたら美味しいって人もいるらしいけど、俺は味なんか感じられなかった。納豆も食べられない人間にとってはかなりキツイ食物だ。

口直しにせんべいをパクつきながら街の奥へと入ってゆく。次に彼女が目をつけたのが団子屋?だ。白い団子をお湯で茹でて食べさせている。店の奥の方に席があり、そこで食べれるらしい。団子の中身は肉だったり、あんこだったりと、いろんなバリエーションがある。

彼女が注文を始める、いろいろ選んで迷ってるみたいだ。随分と長く話をしたあと、店内に入り席に陣取る。しばらくして彼女の注文した分が運ばれてきた。見て愕然。もうてんこ盛りである。少なくとも10個以上はありそうだ。

「さ、どんどん食べて」

と彼女が俺を促して、自分も団子を小皿に入れて食べ始める。
俺も1つを小皿に入れて食べ始めたが、どう考えてもこれ全部は無理だ。夕食がこれでもOKなくらいの量だ。代金が結構な金額になってたのはこの量のせいか。

黙って食べていたがだんだん腹が立ってきたので文句を言い始める。 不平则鸣、不満があったら溜めないのが今の俺の原則だ。

「大体、この量は何なんだよ、ここで夕食を済ますつもりかよ?」
「だって、いろんな種類試したかったんだもの」
「二人で食べるんだから限界あるのわかってるだろう。お前が全部食べれないんだったら誰が食うんだこんな量。I can’t understand why you did such crazy order!」

足を組んで大声で言い、そのままそっぽを向く。ちょっと芝居がかった仕草だが、勢いでここまでやってしまった。隣の家族連れが俺の声に驚いてこっちを振り返る。やりすぎだったかな、と内心どきどきしたが、やってしまったものはしょうがない。理は我にあるのだ、と自分に言い聞かせる。

しばしの沈黙の後、反論する理屈を作れなかった彼女が負けを認めた。

「ごめんなさい、確かに注文多すぎたわ。もう出ましょ。お腹いっぱいだわ」



4-48b



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