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4-47.七宝
2008 / 08 / 03 ( Sun )
4-47

さて、そんなこんなで季節はだんだんと秋に変わりつつある。

真夏の旅行で味をしめた俺たちは、またちょっと遠出をしようかという話になった。で、割合手ごろなところということで選んだのが七宝 (qī bǎo) だ。上海の近郊には古い街並みが残っているところが多いんだけど、その中でも上海に近いのがこの街だそうだ。

場所は上海の西。結構近いのでタクシーという案もあったが、ちょっと距離がよくわからなかったので地下鉄で近くまで行くことにする。1号線に乗って外环路まで行き、そこからタクシー。地下鉄の駅までもタクシー使ってるから、なんだかタクシーで最初から行けばよかったかなと話しながら七宝の街中へ。

ここは食べ物やが多いのよ。と彼女が言う。

「七はと一緒の発音だからね」

ホントかなぁ。大食いの人間が言うと言い訳にしか聞こえない。
一体ここで何を食べたいんだい君は。

二人で一緒に街中に入る。蘇州と違って小じんまりした街は人でごった返している。入り口から少し入ったところに見世物小屋みたいなものがある。奇怪なものが陳列してあるそうだ。彼女が目を輝かせて言う。

「ね、入ってみない?」

はっきり言って子供だましでしょう、こういうのは。
っていうか、観光地まできて何でこんなもの見なきゃならないの。ご当地と全然関係ないでしょう。観光でこんなもの見る人なんかいないよ。と、俺は思ったんだが、結局押し切られて入るハメに。値段は二人で10RMBだ。

果たして中に外国人観光客はいなかった。でも、想像よりずっと多くの中国人が興味深そうに展示物を眺めていた。君たちはいいのかこれで。と呆れて横を見ると、俺の彼女もその一味になり下がっていた。

二人で、つめが凄く伸びた人とか、寄生虫とか、頭が二つある蛇とかを見て回る。まぁ確かに珍しいもんだし、面白いよね。ホンモノだし。でも、何故七宝でこれを見なきゃならないのか全然わからない。しかも一番最初に。

一通り見物を終えて建物を出る。

「面白かったわね」と言う彼女に
「うん」

と頷いて返事した時、俺はまたちょっと中国人化してしまった自分を感じた。




4-47b



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