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4-28.蘇州
2008 / 07 / 01 ( Tue )
4-28

さて、一時期の重たい雰囲気はどこへやら、すっかり楽しく会話を続ける俺たち。特にメッセンジャーはいい感じだ。

実際の会話に近い速度でやり取りできるし、分からない単語があったら辞書を引いて確認する余裕も持てる。シェイクといって相手の画面を揺らしたり、絵文字を使ったりして遊びながら二人だけのお約束ネタがだんだん増えてくると、中身がなくても会話がどんどんつながるようになってゆく。

さて、そんな調子で毎日会話をしているうちに、今度は上海市外に旅行に行こうという話になった。上海近郊には日帰りで行けるところがいくつかある。例えば蘇州なんかどうだろう。観光ガイドでは上海とセットになってることも多いし、手ごろなんじゃないか?

彼女も大賛成。上海に住んではいるものの、蘇州には行ったことがないそうだ。

ただ、話はそれだけではなかった。

俺は日帰りのつもりで話をしていたんだけれども、彼女は泊まりで行くべきだという。蘇州の往復は結構時間がかかるので、日帰りじゃ全然見切れないというのだ。

日程的には金曜の夜から行くことはできる。日曜の昼までに戻ってくれば午後の帰国便に間に合うだろう。でも、そもそも泊まりなんて大丈夫なのか?中国では、未婚の男女が一緒のホテルに泊まるのは禁止なんじゃなかったっけ?

「一体いつの時代の話をしてんのよ。今時そんなことで捕まったりしないわ」
「ほんと??」
「ほんとよ。私の友達だってみんな彼氏と旅行に行ってるわよ」

なにぃ、もうそんなに解放的になっているるのか。中国という国は思ったより早く変化を遂げているみたいだ。

「でも、それは中国人同士の話なんじゃないの?」

中国はよそ者に冷たいというイメージがあるのでまだ安心できない。

「心配だったら、私のIDを使ってホテルをとればいいわ。見た目だけだったら中国人かどうかなんてわからないわよ」

まぁ確かにそうかもしれない。いろんな意味で中国人と一緒に動けるというのは心強い。で、交通機関は何になるんだろう。と聞くと、電車だそうだ。蘇州まで2時間くらいらしい。

「マジかよ。俺、中国の電車に乗るの初めてだよ!わくわくするなぁ」
「ははは、大したことないわよ。ただ大きな箱の中に座って揺られてゆくだけ」

彼女はおどけた言い方をしてみせた。



4-28b



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