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4-17.无法无天
2008 / 06 / 01 ( Sun )
4-17

さて、国内で馬鹿な話を聞いている間にも月日は流れ、気が付くと連絡がつかなくなって2週間が経過しようとしていた。ご機嫌伺いのメールを何通か出してみたが返事がない、メッセンジャーで彼女がログインするのを待ってつかまえるしかないと思ったが、なかなかオンラインになることはなかった。

そんなある日の朝9時過ぎ、PCで仕事を始めた途端に懐かしい音が響いた。慌ててクリックすると彼女がオンラインになっていた。早速メッセージを送ると、無視せず返事を返してくれた。いい感じだ。でも、挨拶するとすぐに彼女は一方的に語り始めた。

「長いこと劣等感にさいなまれてきたわ。私は人を愛したり愛されたりする資格なんてないの。はっきり言うわ。あなたのことを愛してなんてなかった。最後にこのことを言えてよかったわ」

一体何を言い出すんだ?問いかける俺を彼女は無視して語り続ける。

「私は単に自分が何を感じて、何をあなたに知って欲しいか話してるだけ。あなたはいい人よ。でも、私はあなたが気に入るように振舞うつもりはないの。私は強い人間なの。一人で生きていけるし、いつかチャンスをつかめると思ってる。決して諦めないわ」

一方的に話続ける、取り付く島がないとはこのことだ。

「私は愛してなかったけど、あなたには愛されたかった。でもそれは間違いよね。愛してくれない人を愛する人なんていないわ。結局私はあなたの時間を無駄にしただけよ。私のことは忘れて他に良い人を探したらいいわ」

そこまで書いた彼女は、諦めずに書き込む俺を見て感じるところがあったのか、話したいことを全て話したからなのか、ようやく俺の言葉に反応をしはじめた。

「私は普通の女じゃないの。未来なんてないわ。あなたは他の女の子を見つけたらいいわ。本当に愛してくれる女、条件なしで愛してくれる女がきっと見つかるわ」
「どうしてそんなことを言うの?何かあったの?」
「想像つくでしょ。友達にこう言われたわ、once you’re in Rome, be like a Roman(郷に入れば郷に従え)。私の気持ちなんて重要じゃないの。誰も気にしないわ。あそこでは私は人間じゃないのよ。」

うーん、これは客にヤられてしまったかもしれないねぇ。
気持ちの問題より先にそっちを考えて落ち込むのが浅はかな男の性だった。


4-17b




无法无天
日本風に書くと「無法無天」。法も天意もあったものではない、という意味なんだそうだ。


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