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4-04.交流再開
2008 / 06 / 01 ( Sun )
4-04

さて、そんなこんなで新しい年の仕事が始まり、1週間ほど経った頃の夕方、一つのSMSが届いた。上海の小姐からのSMSだ。

「How are you? Do you still remember me? In your heart?」
(ねぇ、私のことまだ覚えてる?嫌いになってない?)

忘れるわけがないだろう、あんな面白いことがあったのに。
サノバビーチなんて言葉、多分俺は一生忘れられないと思う。
しかし、この場合は別の趣旨の話をしているのは明らかだ。俺は真面目に応対した。

「もちろん覚えてるよ。凄く怒ってたから連絡しにくかっただけだよ」
「怒ったのは好きだからよ。悪かったと思ってるわ。いろいろあって動揺してたの」

彼女は遺憾の意を表明してきた。まだ冬真っ盛りだが一足早く雪解けモードじゃないか。
SMSの言葉は続く。

「この関係を終わりにするのは悲しいわ。あなたはどうだった?」
「わからない。でも、君のメールを読んで暖かい気持ちになった」
「何となく気持ちが伝わったみたいね」

一見雪解け風だが、譲れない一線がある。少し話をかき回してみた。

「その気持ちってどんな気持ち?まさか、以前みたいな議論をまたするつもり?」
「私はただ沈黙のまま終わりにしたくないだけ。冷戦は長く続けるべきじゃないわ」
「冷戦を終わりにしてまた最初からやり直そうってわけだ」
「お互いに良い未来を考えましょうと言ってるの。それでもあなたが終わりにしたいなら、私はこれ以上何も言わないわ」

ややキレ気味の返答が帰ってきたところでまとめに入る。

「君次第だよ。もし君が変わらないなら俺たちはまた同じ議論を繰り返すことになる。でも議論は永遠に平行線なんだ」
「そんな迷路みたいなところにもう入りたくないわ」
「実際、この議論は難しすぎるんだ。俺たちは文化が違うし言葉の問題もある。将来ちゃんと話せる時が来ると思うけど、今は議論せずに現状を受け入れるしかない」
「もう議論は沢山だわ。一緒にいて、楽しくしたい」

本当かどうかはわからないが、今のところ、彼女からまたややこしい話が来ることはなさそうだ。俺は気持ちを切り替えて返信を打った。

「OK、じゃ、改めて仕切りなおしだ。最近、どうしてた?」



4-04b



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