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3-57.確かな変化
2008 / 04 / 15 ( Tue )
3-57

日本に帰った翌日から毎日メールが届く。彼女は英語学校が終わった後、学校のPCでインターネットにアクセスして俺にメールを送ってよこすのだ。

”家に帰ると何かが欠けた気がする。ベッドに横になってあの日のことを思い出すわ。あなたが横に寝ていて優しく私のことを見てくれるの”

いない人の姿が見えるのは幻覚だ。

でも、この場合はそうではなくて詩的表現。もう相変わらずこの調子なのだ。

ただこれには理由がある。彼女はそれまでルームメートがいたのに、引っ越して一人暮らしになった。そこにすぐ俺が訪問して1週間弱一緒に居たのだ。いなくなって孤独感を感じるのは当たり前だが、彼女はその理由を俺への恋心と解釈した訳だ。

彼女のクラスメートには、彼氏がいることが知れ渡っているらしい。授業が終わるといそいそとPCに駆けつけ、せっせをメールを打っているのでモロバレなんだそうだ。そんなことも嬉しそうにメールで打ってくる。

考えてみたら、感情をこういうふうにちゃんと文章にするってあまりない。遠距離だからからか、それとも中国人の特性か。

やりとりしているうちに、彼女の英語のアラもわかってきた。彼女はLonelyをlongly と間違って覚えていた。 “お母さんと久しく会えないので私は長くなるの”とか書いてくるのだ。一体、どこが伸びんだよ。でも、ある日これはロンリーの間違いじゃないかと気がついて、返信の中で敢えて“Lonely”という言葉を使ってやんわりとスペルの間違いを指摘したら、1ヶ月くらいして気づいた様だった。

彼女は映画が好きで、それで英語を覚えた口だ。今でも家のテレビで見るのはHBOだけだ。耳で覚えた英語なので、綴りの間違いは以外に多いみたいだった。

彼女は通訳を目指して英語を勉強しているわけだが、依然として相当な訛りがあり、単語の間違いもある。でもそれをまったく気にしていない。プロフェッショナルな通訳を目指しているにも関わらずだ。そう考えると日本人はなんて弱気なんだと思う。

まぁとにかく、こんな調子で毎日メールを交わす。それだけじゃない。夕方から夜にかけてはSMSでおしゃべりだ。そして週末にはこちらから国際電話。もうかなり濃いコミュニケーションだ。そんなことを続けてるうちに、ほどなく次の出張がやってきた。

今回は日程がちょっと違う。これまでは出張が終わってから会いに行くのだが、今回は週末から先に上海入りし、彼女と会ってから週明けの仕事に向かうというパターンだ。金曜日に日本で仕事を追え、翌土曜日の朝便で上海に旅立った俺だった。


3-57b


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