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3-41.新居訪問
2008 / 04 / 15 ( Tue )
CN3-41

国慶節初日。出張で宿泊していたホテルをチェックアウトした俺はタクシーに乗り、新天地に向かった。そこのスターバックスで彼女と待ち合わせだ。

旅行鞄を脇に置いて佇んでいると彼女が現れた。一緒にタクシーに乗り、彼女の新居に向かう。新天地の周辺では英語の看板も目立つのだが、しばらくタクシーで走ると目に入る物が中国語ばかりになった。

新しいけど、どこか無機質なマンションが立ち並ぶ街の一角でタクシーが止まった。目の前のビルは小綺麗だけど垢抜けない何ともビミョーな感じの建物だ。やたら金ピカなパネルを使って高級感を演出しようとしているのが少し昔のラブホテルっぽい。

エレベーターで8階に上がる。降りると今度は白一色だ。艶のあるパネルで壁が覆われた廊下が左右に延びている。SF映画の宇宙船の中みたいだ。デザイナーが相当頑張っちゃったみたいだねこれは。

二人で廊下を歩きながら、反対側から銀色の全身タイツを来た人が歩いてきたらどうしようかと密かに思った。言葉が不自由でよかった。でなければせっかく彼女が気に入ったこのマンションをネタにしてしまうところだった。

部屋の扉は白い木の扉だ。鍵を開けて彼女がノブを引くと、派手なきしみ音を立てて扉が開いた。SF的な内装と古屋敷の様な音がミスマッチだ。扉を開いた彼女が少し緊張した面もちで「入って」と言った。

中に足を踏み入れるとそこはデザイナーズマンションみたいな部屋だった。

入ってすぐのところにソファとテレビがある小さいリビングがあり、その奥にベッドが置いてある。ベッドのあるところは一段高くなっていて、その境目はアルミの細い柱が何本かで仕切られている。その奥は出窓だ。入り口の入ってすぐのところに洗面台と洗濯機が置いてある。全体に少しくたびれて、安っぽい感じがするが、おしゃれな作りだ。思ったより随分と良い

彼女は緊張した面持ちで俺の表情を見ている。

「どう?気に入った?」
「うん、凄く良い部屋じゃない」

賛辞を送りながら部屋の奥に入り、荷物を置く。川の傍だと言ってたけれど、窓から外を見るとそこは川ではなく隣のマンションだった。部屋が丸見えだ。
下を見ると向かいのマンションの1階がスーパーマーケットらしく、沢山の人が買い物に来ていた。何だか中国人の生活圏の奥深くまで入り込んだ気がする。

ここがこれから俺のもう一つの家になるのだ。


CN3-41b



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by: * 2013/06/06 04:54 * [ 編集] | page top↑
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