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3-16.自宅拝見
2008 / 02 / 24 ( Sun )
CN3-16

その日はバーでまったりと話を続け、その後は普通にタクシーに乗り、彼女のマンションまで送ってゆく。今回はかなり進展があったんだけど、まったりしただけなので流石にこの流れで家に上がりこむというのは考えにくい。

前回の反省もあって冷静な俺は、息子を寝かしつけたまま紳士的に彼女を送ると、タクシーを一旦降りて再び彼女を抱きしめた。彼女も俺の首にキスをして、

「じゃぁね、また明日」

そう、明日があるのだ。

タクシーの運転手は女性運転手だ。上海のタクシー運転手には、女性が思ったより多い。北京で小姐がらみでタクシーに乗った時には男の運転手に随分いじられたものだが、女性の運転手はその辺、非常に冷静で、決してからかってはこない。

車が新錦江大酒店に近づくと、運転手が何事か話しかける。どこに止めたら良いんだと言っているのかな。ちょうど次の信号で左折すれば入り口に入れるので、「大拐」(左折して)と言うと、本当に文字通り、言ったその場で左折を始めた。

曲がった先は閉まったホテルの門だ。歩道に途中まで乗り上げた形で車が止まる。運転手が何事か文句をつけている。

ていうかさ、左折って行ったら普通交差点で曲がるんじゃないの?言ったその瞬間動くのかよ。反応速過ぎだよ。どうするのかという調子で運転手がまた何事か喋る。バックしてやり直させるのも面倒になって、

「没問題、謝謝。給我発票」(いいよ、ありがとう、レシート頂戴)

と言って車を降りる。振り返ると、歩道に乗り上げて止まった車は思いのほかワイルドな感じだ。何か事件があったみたいだよ。

***

翌日の日曜日。昨日と同様、彼女は昼間は学校なので会うことはできない。昼前までごろごろしていた俺は、暇つぶしに彼女のマンションまで散歩してみようと思った。

最初に上海に来たときもそうだったが、上海の中心街は狭いので歩くには丁度いい。2,3時間歩く覚悟を決めさえすれば、ほとんどの場所まで歩いていける。初夏の暑い日差しの中、木陰を探しながらぶらぶら歩いてゆく。繁華街からちょっと出ると、いい雰囲気の洋館に混じって古い住居が軒を連ねる。玄関先で水浴びをしている人がいる。

1時間ほど歩いて彼女のマンションに着く。立派なマンションだ。上海最高級クラブに勤め、さらに同僚3人と部屋をシェアして借りているというから、結構な家賃を払っているんだろう。北京で仲良くなった小姐の、刑務所のような住居とはえらい違いだった。


CN3-16b



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