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3-13.再会小姐
2008 / 02 / 24 ( Sun )
CN3-13

明けて土曜日。俺が目覚めた頃にはMは既に帰国便に乗っていた。
一人残った俺。前回は上海支社のYが誘って残ったわけだけれども、今回は違って、知り合いといえば例の彼女だけ。支社の連中は俺が帰ったと思ってるわけで、逆に街で出くわしたりすると厄介なことになる。

ホテルは新錦江大酒店を予約した。Jin Jiang Towerといって、丸いタワー型になっている。手抜き工事で傾いているという噂だが、値段は別に安くはない。強気である。

ホテルを移動して部屋に入ると早速荷物をほどき、中国用の携帯電話を取り出す。彼女にSMSを打つと10分後に返事があった。「とうとう来たのね!」

夜の仕事は週2日休みがとれるので土日休んでもらったが、昼の学校は休むわけにいかないらしい。というわけで、逢うは夕方からと相成った。6時頃に授業が終わるというので、学校の前で待ってるよとSMSを打つ。
むふふ、いい感じじゃないのさ。

夕方まで時間があるので外をぶらつくことにする。Tシャツとジーパンに着替えて上はラフな格好なんだが、靴が革靴。スーツに合わせられる範囲でできるだけカジュアルなやつを選んだんだけど、それでもちょっと変な感じだ。まぁこういうところは限界があるよな。パソコンやら資料やらも荷物に入れるので靴をもう一足入れるスペースが見つからないのだ。

ぶらぶらとホテルを出て街を歩く。初夏の上海は既に真夏ような蒸し暑さだ。日本と違い、何というか、独特の匂いが鼻をつく。中華料理の匂いかゴミの匂いか、それとも沢山棲んでる中国人の汗の匂いなのか、何というか、非常に有機物的な臭い。正直、あまりいい臭いではない。でもまぁ、ここに来るからには慣れるしかない。俺はその空気を胸いっぱい吸い込んで、また歩き始めた。

夕方5時までにホテルに戻り、シャワーを浴びて服を着替える。汗臭い服で逢うわけにはいかないからね。俺なりの配慮だ。ジーンズのポケットに携帯電話とお金、それから筆談用のメモとペンをそれぞれ入れて、さぁ出発だ。
ホテルの前からタクシーを拾って、彼女の学校の近くまで行く。そこからぶらぶらと歩いて学校の前まで着いた。

ガードレールに腰をかけて足をぶらぶらさせながら待つ。ほどなく授業が終わったらしく、生徒らしき男女が続々と出てきた。

その人の流れがひとしきり終わった後、彼女が姿を現した。
3ヶ月振りの再会だった。


CN3-13b



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