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2-53.作法各様
2007 / 03 / 24 ( Sat )
SH53

翌朝は朝一番の便で東京戻りだ。朝のラッシュを避けて早めのタクシーを呼び、荷物をトランクに詰めて乗り込んだ。ちょうどS本部長と隣り合わせだ。

「浦東机場」と運転手に告げて、車が走り出してからS本部長に昨日の戦果を聞いてみた。何しろ、このS本部長。昨晩は協力会社の接待でとびきりの美女をお持ち帰りあそばされたのだ。

「どうでした昨日は?」
「ええ、あの娘ね。素人でしたよ」
「は?」
「後でお金渡したんだけど受け取らなかった」

え、やはり金を払わなきゃいけなかったのか?と一瞬思ったがそうではない。本部長は追加のチップのことを言っているのだ。えらい気前の良い話だ。こういう客がいるから昨晩の小姐のようなのが出てくるのだ。まぁ、そんな苦情を金持ちの本部長に言ってもしかたないので話を進める

「で、サービスの方はどうでした?」
「いやぁ、2発やってやりましたよ」

その猛々しい発言内容と、丁寧な口調のミスマッチが不思議な雰囲気を醸し出す。ある意味、このおじさんは相当にエロいのかもしれない、と思った。

実はS本部長の答えはいつも同じなのだ。俺も、毎回こういう機会があるたびに同じ質問をぶつけて、そのたびに同じ答えが返ってくる。お約束みたいなものだ。何故2発なのかはよくわからない。こんなことで見栄を張ってもしょうがないから多分事実なのだろう。それにしてもお元気なことだ。S本部長は今年50歳なのである。若い自分でスポーツで鍛えたがっしりした体躯だとは言え、まぁ頼もしい限りだ。

空港のラウンジでS本部長がトイレに行った隙に、同行していた上司のMに話かける。
「S本部長は昨日2発されたそうですよ」

それを聞いたMはこともなげにこう言った。
「ふ~ん。俺は3発だけどね」

あんたそこで張り合うのかよ。



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