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2-45.消化試合
2007 / 03 / 04 ( Sun )
SH45

後で聞いた話だが、彼女はその時店にいたらしい。でも、警戒をして俺の接客に出ないことにして、ママに口裏を合わせてくれるように頼んだのだそうだ。警戒というのは、俺が彼女を強引に「持ち帰り」にしてしまうかもしれない、ということだ。今、思い返すと彼女がそう考えるに至るのも理解できる。最初に会ったときにも持ち帰りのリクエストをしたし、その前の日にはホテルの部屋に連れ込んだ、で、今日は電話で予約を取ると同時に持ち帰りのチップの料金を聞いたのだ。警戒して当然だ。

小姐とママとの関係というのは完全に利害一致というわけでもないだろうけれども、一緒に働いているという点では客なんかよりも余程距離は近いだろう。中国特有の身内感覚で、外様の客が持ち込んだ危機に対しては、ママも小姐も一丸となって対応したということのようだった。

でも、小姐とママがいつでも協力し合うかというとそうでもない。これが一見客でなくて金払いの良い常連だったとしたら、ママは何とかして小姐に持ち帰りをOKさせようとしてあれこれプレッシャーをかけてくる。持ち帰れないと分かると怒ってグラスを投げつける客もいるらしい。そういうのから考えると、俺たち日本人出張族の何と行儀の良いことか。

さて、話を戻す。店ではママが引っ込み、いつものように小姐がずらずら入ってきた。上司Mが好みのタイプを指名する。彼は決断がかなり早いのだが、適当に選んでいるのかと思って聞いてみたら結構緻密にやってるらしい。入場時に一瞬のうちに全員の顔をスキャンして一次候補を絞り込み、自分の番が来るまでの間にさらにその中でベストな選択を吟味するのだそうだ。よく考えると結構な情報処理能力だ。人間、必要に迫られると進化するものなんだなぁ。

一方。すっかり負け組気分の俺は、折角日本語喋れない小姐が並んでいるにも関わらず、テンションが上がらない。かなりいい加減な気分で選択したその娘は、真っ赤なドレスを着たビビアン・スー似の娘だった。日本語が喋れるそうだ。俺にしては有り得ない選択だ。



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