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2-44.土俵割る
2007 / 03 / 04 ( Sun )
SH44

上司のMを引き連れて彼女の店に。商売を持っていってあげて大歓迎されるかと思いきや、彼女は今日は休みだった。愕然とする俺。

「さっき電話で話したじゃないか?」
「あの時は学校にいたの。その後、授業が長引いて店に遅刻する時間になってしまったの。遅刻すると罰金を払わなきゃならないので、今日は休むことにしたの」
「俺は君がいると思ってたからここに来たんだぞ。いないなら他の店に行くよ」
「Are you sure?」

彼女は驚いたように声をあげた。

「俺がここで予約をキャンセルしたら何かペナルティを受けるのか?」
「それはないけど」

と、駄々をこねて彼女を困らせてはみたものの、現実的にここで店を移るのは不可能だ。上司二人はもう腰を落ち着け、メニューを選び始めている。

「OK、いいよ。ママと話をする」

俺は敗北を認めた。

電話を終えた俺をMがからかう。

「いや~いい経験してるねぇ。“ここで予約をキャンセルしたら問題なのか”だって?君が英語でそんな言葉を喋れるようになるなんて思わなかったよ」

あーもう、今日はあっちこっちに敵がいる気分だ。しかしよく聞いてるもんだ。仕事が早い人だとは思ってたけど、遊びの時くらいアタマの回転を落としたらいいのに。。

「さすが。愛の力ってのは凄いねぇ」

この洞察は勘違いだと思ったけど、ここで議論してもはじまらない。まずは目先の状況に向き合わなければ。今夜の幹事は俺なのだ。

ママが別の女の子を連れてきた。接客をする人ではなく、制服からするとウエイトレスらしい。少し鈴木京香に似ているその子は少し英語を喋るので、彼女を通訳代わりに話を進める。店のシステムや料金については了解。次に、小姐についての話になる。連れてきた二人は持ち帰りがしたいので、それ用の小姐を連れてきて欲しい、とリクエストする。次いで付け加える。

「俺は持ち帰りできない小姐でいいからね」。

そりゃそうでしょうよ、という仕草でママが笑った。

ちくしょー。




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