FC2ブログ
スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑
2-31.ばったり
2007 / 03 / 04 ( Sun )
SH31a

話を戻すと、春の上海。新天地のそばの日本料理店で、フードファイター顔負けの量の日本食を胃袋に流し込んだ彼女は、勘定を締めてしまった俺のミスで何度目かのデザートを食いっぱぐれたが、まぁそこそこ満足できるぐらいの食事はできたようだった。

しかしまぁ、俺も楽しんでいるよなあ。上司二人が来るのは明日の夜だけれども、今夜は若手のTが先発隊として上海入りする予定なのだ。
普通ならTを待って一緒に飯を食べてあげるのが先輩というものだろうけれども、全然放ったらかしで小姐とうつつを抜かしているわけだ。

さて、俺はそろそろホテルに行かなければならない。昨日のように店を変えながら飲み歩くには、大きな荷物が邪魔だ。
店を出て「Where shall we go?」と聞く彼女にそう答える。ついでに、一緒にホテルまでおいでよ、と誘う。彼女は何か言いたげだったが、俺に押し切られるようにタクシーに押し込められた。そのまま○○飯店へと向かう。

○○飯店は古めかしいあるホテルだ。好意的に言えばトラディショナルな良い雰囲気なのだが、早い話がおんぼろだ。ホテルのロビーでチェックインをする。

彼女は横で所在なげに立っている。チェックインをしながら彼女を部屋に誘う。中途半端な時間なので、今から店を探すよりもホテルの中でしゃべってた方が良いよ。ミニバーがあるから飲み物もあるし。と俺が言うが彼女は逃げ腰、中国語でフロントに近くに喫茶店が無いかを聞いている様子だ。でもフロントも「店は全て閉まっている」と冷たく突き放す。

あまり部屋に行きたくないのだけれども、正面切って断るのも角が立つし、と困っている様子が伺える。でも決定打がないままチェックインが終わり、キーが渡された。こりゃ、断れないままより切りかな。

じゃぁ、行こうか、とエレベーターホールに歩き出す。上から降りてきたエレベーターの扉が開く。

びっくりした。

そこには若手のTが立っていた。

少し前に着いて、部屋で荷物を解いて遊びに出たところだったらしい。
最悪のタイミングだ

SH31b





05 : 01 : 48 | 筆談小姐2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<2-30.狩猟民族 | ホーム | 3-32.先手必勝>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://pami2.blog77.fc2.com/tb.php/101-7172fb88
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。